note連載「浅生鴨の短篇三〇〇」の書籍化第二弾。
2021年10月から続いている、毎週2作全部で300作の新作短篇小説を欠かさず執筆するという前代未聞の連載企画から、前作「すべては一度きり」に続く50篇を収録。
2022年12月に左右社から刊行された単行本を、ネコノスオンラインショップでも取り扱うことになりました。
SF、ファンタジー、時代劇、ホラー、恋愛・青春小説、はたまた現代サラリーマン喜劇？と、鴨さんならではの、さまざまなスタイルの摩訶不思議な物語が登場。ちょっとした隙間時間にさらりと読める短篇小説集です。
ご希望の方には、著者サイン入りでお届けします。
空気が汚染され、人類は地下に移住した。寿命までも管理される社会に嫌気がさした男は、命が尽きる最期の瞬間に“本物の空”を見上げるため地上を目指すが……
（表題作『たった二分の楽園』）。
街中の見知らぬ人々から恋人と別れることを執拗に迫られる「顔」、浮気の腹いせに毎日二十枚の宅配ピザが送られてくる妄想に取り憑かれた「強烈な仕返し」、人類と寿司の四百年戦争「革命の旗」ほか。
ありえないほど滑稽なのに、笑い飛ばせない“何か”が残る。風刺に彩られた奇妙な50の物語。
名久井直子／装幀、ナミサトリ／装画
収録作品など詳しい情報は
こちらから（左右社紹介ページ）
「浅生鴨の短篇三〇〇」好評連載中
